アフリカマイマイは殻の高さが20cm近くになる、世界最大級の陸の貝です。食用として持ちこまれ、いまは沖縄や奄美、小笠原などで野生化しています。人に髄膜脳炎を起こす広東住血線虫を運ぶため、生きたまま触らないよう注意が呼びかけられています。

姿・形

姿
大人になると殻の直径7〜8cm、高さ20cmほどになります。殻はふつう茶色で、先の方がクリーム色です。

間違えやすい生き物

Lissachatina immaculata

殻の口の内側の壁がピンクや紫色ならLissachatina immaculataです。アフリカマイマイはこの部分が色づかず、殻の表面もなめらかです。

間違えやすい理由同じ属の大きなアフリカのカタツムリで、大きさや縞模様が似ています。日本の野生にはおらず、台湾やシンガポールでは一緒に見つかっています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • 林に近いやぶ
  • 人家の周り
分布
原産地は東アフリカです。日本では奄美群島、沖縄島、宮古島、八重山諸島、小笠原諸島に定着しています。2007年には鹿児島県本土でも見つかりました。

暮らし

食べ物
生きた葉や落ち葉、キノコ、動物の死がいまで何でも食べます。やわらかい作物を好むので畑の害虫になり、殻をつくるカルシウムを求めてコンクリートをかじることもあります。

繁殖と一生

増え方
ですが自家受精はできず、2匹が交尾して両方が卵を産みます。1回に100〜1000個以上の卵を、10日ほどおきに産みます。
成熟まで
ふ化から半年〜1年でおとなになります。

注意すること

注意すること
広東住血線虫のです。殻や這った跡に触れたり、跡のついた野菜を生で食べたりすると感染するおそれがあります。100℃で3分加熱すると線虫は死にます。

名前と分類

名前について
以前はAchatina fulicaと呼ばれていました。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
現状
外来生物法にもとづく生態系被害防止外来種で、植物防疫法の有害動物にも指定されています。奄美・沖縄・小笠原から生きたまま持ち出すことは禁止されています。世界の侵略的外来種ワースト100にも入っています。

文化と話題

文化と話題
  • 沖縄島には1932年に台湾から持ちこまれました。養殖されていたものが沖縄戦のころに逃げ出して野生化したといわれます。
  • 日本では1970年に沖縄で初めて広東住血線虫による患者が報告されました。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

アフリカマイマイ(Lissachatina fulica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo