オオソリハシシギは、上に反った長いくちばしが特徴の大きなシギで、このくちばしが名前の由来です。アラスカからニュージーランドやオーストラリアまで太平洋を休まずに飛び続ける、渡りの長距離記録で知られています。日本には春と秋の渡りの途中にとして全国に立ち寄ります。

姿・形

姿
全長は約39cmです。長いくちばしは上に反り、根もとが桃色で先ほど黒くなります。の雄はおなかが赤褐色になります。冬羽は雌雄とも上面が灰褐色、下面が白っぽくなります。雌のほうがやや大きく、くちばしも長いです。

間違えやすい生き物

オグロシギLimosa limosa

飛ぶとオグロシギは翼に太い白い帯が出て尾の先が黒く、オオソリハシシギは翼の帯がなく尾に横じまがあります。とまっているときはオグロシギのほうが脚が長く、くちばしがまっすぐに近いです。

間違えやすい理由同じ属で大きさや形がよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 干潟
  • 河口
  • 砂浜
分布
ユーラシア大陸北部とアラスカ西部の北極圏で繁殖し、冬は西ヨーロッパからアフリカ、東南アジア、オーストラリアの沿岸で過ごします。
いる時期
春と秋に全国に渡来する旅鳥です。地域によっては秋より春に多く見られます。
好む環境
渡りの時期は海岸や湖岸の干潟、河口の砂泥地で群れになって暮らし、内陸で見られることはまれです。
移動
2022年には、発信機をつけた若鳥がアラスカからタスマニアまで11日間休まずに少なくとも13,560kmを飛んだ記録があります。

暮らし

食べ物
泥の中のゴカイや甲殻類、貝類、昆虫などを食べます。

繁殖と一生

繁殖期
6~7月(北極圏の繁殖地)
巣
地面のくぼみに枯れ草などを敷いて巣をつくります。
卵の数
卵は通常4個
抱卵
抱卵期間は約3週間です。

保全状況

IUCNレッドリスト
NT準絶滅危惧近い将来、危機に近づくおそれがあります

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

オオソリハシシギ(Limosa lapponica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo