フナムシは、海岸の岩場や護岸を群れで素早く走り回る、ゴキブリに似た甲殻類です。海辺にすみますが、長く水中にいると溺れてしまいます。日本の「フナムシ」は2024年の研究で3種に分けられ、この種には新しくトライフナムシという和名が付けられました。
姿・形
- 姿
- 日本のフナムシの仲間は体長3〜5cmほどで、海岸にすむとしては大型です。体は平たい楕円形で、長い触角と大きな複眼、尾の先の二股に分かれた長いが目立ちます。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 護岸
- 岩礁
- 港
- 分布
- 東アジア・東南アジアの海岸に広く分布し、船に運ばれて南北アメリカの大西洋側やハワイなどにも広がっています。
- 好む環境
- 波しぶきがかかる高さの湿った岩のすき間を好み、護岸や石積みにも多く集まります。
暮らし
- 食べ物
- 海岸に打ち上げられたものや死骸などを食べる腐食性で、トライフナムシは肉食の傾向が強いとされます。
- 活動
- 集団で暮らし、人の気配にすばやく反応して隠れるため、手で捕まえるのは困難です。
繁殖と一生
- 増え方
- メスは腹側の保育嚢で卵を守ります。孵化した子は親と同じ体つきで、しばらく母親の保育嚢につかまって過ごします。
名前と分類
- 名前について
- 2024年の研究で、日本の「フナムシ」はLigia exotica(トライフナムシ)と、新種のフタマタフナムシ(Ligia furcata)、アオホシフナムシ(Ligia laticarpa)の3種に分けられました。これまでの「フナムシ」の記録には、これらの種が混ざっている可能性があります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 漢字では「船虫」と書き、「アマメ」「アモメ」「イソムシ」など地方ごとに多くの呼び名があります。
- 釣り餌として広く使われています。
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