アトリは、橙色の胸と肩、飛ぶと見える白い腰が目立つです。年によって渡来数が大きく変わり、林の縁や農耕地で群れになって種子を食べます。

姿・形

姿
全長は約16cmです。胸と肩は橙色で、腹と腰は白く、翼には白い帯があります。
声
飛びながら「キョッ、キョッ」と聞こえる声を出します。

間違えやすい生き物

コイカルEophona migratoria

コイカル(Eophona migratoria)は全長約19cmでより大きく、雄は頭部の黒色部が広いです。アトリは約16cmで、飛ぶと白い腰がよく見えます。

間違えやすい理由黒い頭と橙色または黄褐色の体色が遠目には似て見えます。

シメCoccothraustes coccothraustes

シメ(Coccothraustes coccothraustes)は全長約19cmで、くちばしが非常に太く、尾が短いです。アトリはくちばしがより細く、飛ぶと白い腰が見えます。

間違えやすい理由どちらも冬に群れで見られる褐色系のアトリ科の鳥です。

ミヤマホオジロEmberiza elegans

雄のミヤマホオジロ(Emberiza elegans)には長く尖ったと黄色い眉・喉があります。アトリには冠羽がなく、肩と胸が橙色で腰が白いです。

間違えやすい理由どちらも全長約16cmで、冬の林の縁や農耕地で見られます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 林の縁
  • 農耕地
  • 公園・街路樹
分布
日本には秋に渡来し、全国の林や農耕地で越冬します。西日本で多く見られる傾向があります。
いる時期
冬鳥です。
好む環境
木がまばらにあり、地面や樹上で種子を探せる開けた場所をよく利用します。
記録される時期

毎年10月〜4月に記録されています

日本での観察259件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
日本で越冬中は、地面に落ちた種子を主に食べます。
活動
林や農耕地で群れを作り、地面と樹上を行き来して餌を探します。

繁殖と一生

繁殖期
日本より北のユーラシアの森林で春から夏に繁殖します。
巣
木の枝分かれに植物の切れ端やコケを使ってお椀の形の巣を作ります。
卵の数
卵5~7個
抱卵
雌が卵を温めます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
アトリ(Fringilla montifringilla)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo