ナツトウダイは、丘陵や山地の草地・林縁に生えるトウダイグサ科の多年草です。「夏」と名につきますが実際には春に咲き、日本の仲間の中でも早く花をつけます。杯のような花の縁に三日月形の暗い赤紫色のが目立ち、茎を切ると白い汁が出る有毒植物です。

姿・形

姿
茎と葉は緑色で、紫がかった赤みを帯びることが多いです。茎の先に5枚の葉が輪のようにつき、その上に枝を分けて花をつけます。
育つ姿
高さ40cmほどになる多年草です。
花
花びらのない小さな花が杯状の器の中に集まります。縁の腺体は三日月形で両端がとがり、暗い赤紫色です。
花の時期
春に咲き、日本の仲間の中では早い時期に花をつけます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 丘陵
  • 山地
  • 草地
  • 林縁
分布
北海道から九州まで見られ、朝鮮半島や中国にも分布します。
好む環境
多くの植物が育ちにくいの土地でもよく育ちます。

注意すること

注意すること
全体に毒があり、傷つけると出る白い乳液にも注意が必要です。

名前と分類

名前について
名前の「夏」は、「初(はつ)トウダイ」の誤りではないかという説があります。
品種といろいろな姿
山地には背が低く茎が束になって出るヒメナツトウダイ(var. montana)など、いくつかの変種が知られています。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 根は利尿の生薬として使われたことがありますが、ふつう生薬にするのは中国産の別の種です。

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ナツトウダイ(Euphorbia sieboldiana)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo