チャミノガはミノガ科のガで、幼虫は小枝やを縦に密に貼りつけた円筒形の蓑をつくり、その中で暮らします。雌は翅も脚もないイモムシ状のまま一生を蓑の中で過ごし、ガになるのは雄だけです。チャのほか多くの樹木の葉を食べ、茶畑などでは害虫とされます。
姿・形
- 姿
- 雄の成虫は翅を広げた幅が約27mmで、体と翅は黒褐色、前翅の一部が透けています。雌は体長約15mmので、翅と脚がありません。
間違えやすい生き物
オオミノガEumeta variegata
オオミノガの蓑は葉が主体の紡錘形で、長さ5cmに達します。チャミノガの蓑は小枝や葉柄を縦に並べた円筒形で、幼虫もオオミノガの1/2~1/3ほどと小型です。若い幼虫の食べ跡も、チャミノガはなめたような跡、オオミノガは小さな丸い穴になります。
間違えやすい理由同じ属のミノムシで、どちらも庭木や果樹で見られます。
すむ場所
- よく見られる場所
- 庭木
- 街路樹
- 茶畑
- 果樹園
- 分布
- 日本、朝鮮半島、中国に分布します。
- 見られる時期
日本の場合
活動 6〜8月
暮らし
- 食べ物
- 幼虫はチャやカキをはじめ、多くの樹木や草の葉を食べます。
- 活動
- 越冬した幼虫は4月下旬ごろから葉を食べ始めます。若い幼虫は葉の表皮を薄く残して、なめたような食べ跡を残します。
- 冬越し
- 若い幼虫(1齢幼虫)のまま蓑の中で冬を越します。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 成虫は6~8月に現れ、交尾・産卵します。年に1回発生します。
- 幼虫
- 育ちきった幼虫は体長が雌で約23mm、雄で約17mmです。頭は白地に黒褐色の小さな点が散らばります。蓑の長さは雌で35~40mm、雄で25~30mmです。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- ミノガの仲間の幼虫は、わらで編んだ雨具の蓑に似た巣から「ミノムシ」と呼ばれ、俳句では秋のです。
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