コブノメイガは、毎年初夏に海外から飛んでくる小さなガです。幼虫がイネの葉を1枚ずつ縦に折りたたんで中から食べるため、食べられた葉は白くすじ状に見えます。日本では冬を越せないと考えられています。

姿・形

姿
体長は約1cm、翅を広げると1.7〜1.8cmほどの黄褐色のガです。翅に暗褐色のすじが2本あります。

間違えやすい生き物

イチモンジセセリ(幼虫・イネツトムシ)Parnara guttata

イネツトムシは2〜3枚の葉を寄せ集めてその中で食べますが、コブノメイガは1枚の葉を左右から縦に折り曲げます。

間違えやすい理由どちらも田んぼでイネの葉を巻いて中にひそむ幼虫です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 水田
  • イネ科の草地
分布
日本では毎年海外から飛来します。同じく海外から飛んでくるウンカと同じころにやってきます。
好む環境
例年、6月下旬ごろから飛来しはじめ、7月中旬ごろに多くなります。日本国内ではできないと考えられています。
見られる時期

日本の場合

活動 6〜9月

暮らし

食べ物
幼虫はイネの葉の表面を削るように食べます。食べられたところは白くなり、緑の田んぼの中でよく目立ちます。
活動
昼はイネや雑草の葉の裏で休み、夕方の2〜3時間ほど活発に飛びます。灯火によく集まります。

繁殖と一生

繁殖期
日本では1年に2〜3回発生します。島根県では、幼虫の食害は8月上中旬に最も目立ち、成虫は8月下旬から9月に増えます。
増え方
メスは夜、葉の裏に卵を1個ずつ、または数個ずつ産みます。卵は4〜5日、幼虫期は約20日、蛹は約10日で、1か月ほどで1世代が終わります。
幼虫
幼虫はつやのある半透明の黄緑色で、大きくなると約1.5cmになります。葉を開くと、幼虫が体をくねらせて激しく跳ねます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
が大きく食べられると収量が下がります。軟弱に育ったイネや、窒素肥料が効きすぎたイネで被害が多くなります。

文化と話題

文化と話題
  • 名前は、成虫の前翅の前のふちに、黒紫色のこぶのように見える部分があることに由来します。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo