チョウセンスズガエルは、緑の背中と赤やオレンジ色のお腹をもつ小さなカエルで、オスの鳴き声が鈴の音に似ることから名付けられました。朝鮮半島や中国北東部に生息し、日本には野生では生息しません。日本ではペットとして多く流通しています。
姿・形
- 姿
- 体長は約3.8~5.1cmです。背中は緑や茶緑色で黒い斑紋と小さな突起があり、腹は黄色から赤、橙赤色で暗い斑点があります。英名に「toad」とつきますが、ヒキガエルの仲間ではありません。
すむ場所
- よく見られる場所
- 流れのゆるい小川
- 池
- 森林
- 分布
- 朝鮮半島、中国北東部、ロシア沿海地方に分布します。対馬からの記録がありますが、誤認と考えられています。
- 好む環境
- 水辺と陸を行き来する半水生のカエルで、流れのゆるい小川や池の近くの森林にすみます。標高約1,100mまで見られます。
暮らし
- 食べ物
- 成体はミミズや昆虫など陸の小さな無脊椎動物を食べます。舌を伸ばせないため、獲物に飛びかかって捕らえます。
- 活動
- 昼に活動し、日光浴をします。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 冬眠から覚めた5月中旬ごろから繁殖します。
- 卵の数
- 卵40~110個ほど
- 幼虫
- オタマジャクシは8~9月ごろまでにカエルの姿になります。
- 寿命
- 飼育下で約12年、長いと30年ほど生きます。
育て方
- 育て方
- 飼育は比較的やさしく、水場と陸場のあるアクアテラリウムで飼われることが多いです。脱走を防ぐふたが必要です。
- 毒性
- 刺激を受けると皮膚から乳白色の毒を出します。お腹の鮮やかな色は、毒があることを知らせると考えられています。素手で触れず、触れたらすぐに手を洗うようにしましょう。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- LC低懸念絶滅のおそれは低いです
文化と話題
- 文化と話題
- 2018年の研究では、世界中でカエルを減らしたが朝鮮半島を含む東アジアで生まれ、ペット用のチョウセンスズガエルなど両生類の取引を通じて広がった可能性が高いと報告されました。
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