アオゲイトウは、畑や道端、空き地でよく見かける北アメリカ原産のです。1890年ごろ意図せず日本に入り、いまではほぼ全国に広がっています。茎の上部に柔らかい毛があり、夏から秋に緑色の太い花穂をつけます。アオビユとも呼ばれます。

姿・形

姿
高さ0.2〜1.5mの直立する一年草です。全体が淡い緑色で、ときに赤みを帯び、柔らかい短い毛があります。
葉
葉は細長いひし形で先がとがり、長さ4〜10cmです。表はほとんど無毛で、裏に柔らかい毛があります。葉柄は2〜7cmです。
花
淡い緑白色の円柱形の花穂(幅8〜15mm)をつけ、雄花と雌花がまじって咲きます。てっぺんの花穂はまっすぐ立ちます。
花の時期
夏〜秋
実
果実は小さな袋状で、熟すと横に割れて、直径約1mmのつやのある黒〜褐色の種子が出ます。

間違えやすい生き物

ホソアオゲイトウAmaranthus hybridus

ホソアオゲイトウは茎の上部の毛が少なく、の先がとがります。アオゲイトウは茎の上部に毛が多く、花被片の先が丸いか平らです(拡大写真が必要です)。

間違えやすい理由同じような場所に生え、緑色の花穂をつける姿がよく似ているためです。

ホナガアオゲイトウAmaranthus powellii

ホナガアオゲイトウは花穂が長くかたく、花被片の先がとがります。アオゲイトウの花穂は太く短く、かたくありません。

間違えやすい理由どちらも外来のヒユで、全体の姿が似ているためです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • 果樹園
  • 牧草地
  • 道端
  • 荒れ地
分布
北アメリカ原産とされ、日本ではほぼ全国に分布します。南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニアにも広がっています。
好む環境
日当たりがよく、湿り気のある肥えた土地を好みます。育つと乾燥にも強くなります。
花の時期

6〜10月に咲きます

花 6〜10月

繁殖と一生

種の広がり方
1株で25万〜50万個ほどの種子をつけ、風・雨・動物によって広がります。種子は土の中で長く生き残ります。

注意すること

注意すること
ヒユ属で人に有毒と知られる種はありませんが、葉にシュウ酸を含み、硝酸塩をためることがあります。牛や豚が数日間大量に食べると害が出ることがあります。

保全状況

脅威
畑の作物や牧草と競合し、花粉症の原因にもなります。近年は、近縁のホソアオゲイトウやホナガアオゲイトウに置き換わりつつあるとされています。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

アオゲイトウ(Amaranthus retroflexus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo