チョウセンゴミシは、甘・酸・辛・苦・鹹(塩からい)の五つの味がするといわれる赤い実「五味子」をつけるつる植物です。江戸時代に朝鮮半島からとして入ってきたため「チョウセン」の名がつきましたが、のちに日本にも自生していることがわかりました。
姿・形
- 育つ姿
- 冬に葉を落とす、つる性の木です。左巻きにほかの木へ絡みついてのぼります。
- 葉
- 葉は互い違いにつき、倒卵形から楕円形で長さ5~10cmほど、ふちにまばらな小さいぎざぎざがあります。
- 花
- 直径1.5cmほどの黄白色の花が下向きに咲き、よい香りがします。雄花と雌花が別々の株に咲くように見えます。
- 花の時期
- 5~7月に咲きます。
- 実
- 8~9月に赤く熟す丸い実が、ブドウの房のように垂れ下がります。実の中には腎臓形の種子が1~2個あります。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 落葉広葉樹林の林縁
- 分布
- 日本では北海道と本州の中部地方以北に自生します。朝鮮半島・中国北部・シベリア東部・サハリンにも分布します。
- 好む環境
- 冷温帯の涼しい気候を好み、明るい林のふちなどに生えます。
- 花の時期
5〜7月に咲きます
花 5〜7月 · 実 8〜9月
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 輸入した種子を育てた平賀源内によって、日本にも自生することが確かめられたと伝えられています。
- 実は生薬「五味子」として、小青竜湯などの漢方薬に使われます。
- アイヌの人々は、かぜや船酔いの薬として使ってきました。
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