セイヨウミヤコグサは、黄色いチョウのような形の花を花柄の先に輪のように咲かせるマメ科の多年草です。ヨーロッパなどから牧草や緑化用に持ち込まれ、1970年代から日本に定着し、今ではほぼ全国に広がっています。在来のミヤコグサとよく似ていて、競合が心配されています。
姿・形
- 育つ姿
- 茎が地をはうか斜めに立ち上がる多年草で、節から根を出して広がります。
- 葉
- 小葉3枚の根もとに、同じくらいの大きさのが1対あり、5枚の葉のように見えます。
- 花
- 黄色い蝶形の花が花柄の先にいくつも輪のように集まって咲きます。花びらに赤い筋が入ったり、古くなると橙色を帯びたりします。
- 実
- 細長いさやが花柄の先に放射状につき、鳥の足のように見えます。
間違えやすい生き物
ミヤコグサLotus japonicus
ミヤコグサは花柄の先の花が1〜3個(まれに4個)で、茎や葉はほとんど無毛です。セイヨウミヤコグサは花が多くつき、茎や葉に毛があることが多いです。花の数が少ない株は写真では見分けにくいです。
間違えやすい理由同じ属で、葉も黄色い花もよく似ています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 市街地
- 道端
- 草地
- 分布
- ヨーロッパ、アジアの温帯、北アフリカが原産です。日本では1970年代に北海道と長野県で定着が記録され、今ではほぼ全国に見られます。
- 好む環境
- 日当たりのよい草地や道ばたに生え、刈られたり踏まれたりしてもよく育ちます。
注意すること
- 注意すること
- つぶすと微量のシアン化水素を出す成分を含みます。
名前と分類
- 名前について
- 在来のミヤコグサは、以前はセイヨウミヤコグサの変種(L. corniculatus var. japonicus)とされていましたが、染色体数が異なり交配も難しいことから、今は別の種(Lotus japonicus)として扱われています。
- 品種といろいろな姿
- 八重咲きの園芸型があります。
保全状況
- 保全状況
- 外来種として、在来のミヤコグサとの競合や、それを食べる昆虫への影響が心配されています。法律による規制はありません。
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出会った生き物を記録して、集めていこう
写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。





